レジストリハイブファイルからレジストリスクリプトへの変換 その3
レジストリハイブファイルからレジストリスクリプトへの変換 その2
レジストリハイブファイルからレジストリスクリプトへの変換 その1
前回準備したレジストリスクリプトを実機に取り込みます。

取り込み時にアクセス権の問題でインポートができないことがあります。
その場合は、regmon などで、 書き込み失敗にしているキーを検索します。

この画像では、ACCES DENIED になってるのがそうですね。 Enumキー以下には、アクセス権がないはずなので、レジストリスクリプトのインポート時だけ許可してやるとよいでしょう

再取り込みを行いエラーが出なければ、SYSTEM レジストリハイブの復元は完了となります。
SOFTWAREのHIVEについても同様にインポートを行ってください。
不正なレジストリー等で起動できなくなったのであれば、SYSTEMレジストリーのスクリプトを分割して取り込み、
問題の個所を特定する方法もあります。
Windows 2000は他の後継OSとちがって、レジストリのアクセスのページビューを使うのではなく直接、レジストリデータがページプールに格納されます。そのため、システムレジストリが一定以上のサイズになると起動できなくなるという潜在的なバグがあるため、この手法でレジストリハイブを最適化することによって起動できるようになるという恩恵もあります。
Windows 2000のレジストリハイブについては次のような追加情報もあります
レジストリの記憶域 – Win32 apps | Microsoft Learn


Comments