Windows Update の svchost.exe が CPUを 100%使う件の考察
この件がはじめて報告されたのは 2013年の10月の Windows Updateなのですが、私は、 Fix it ソリューションとの競合が怪しいと考えています。
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Internet Explorer の脆弱性に関するセキュリティ アドバイザリ 2887505 を公開
この Fix it は 10月直前にリリースされたのですが、これ以前にも、 MS13-008 とかで IEの脆弱性を防ぐために機能の一部を一時的に無効にする Fix It がいくつか公開されています。
これの仕組みをみてみるとわかるのですが、アプリケーションの互換機能オプションを使って、 DLLの膨大なバージョン履歴を全部参照して、有効にするか無効にするかチェックしています。
Windows XP の場合、 MS13-008 などで、 IE 6/7/8 のみが受ける脆弱性の Fix it が提供してるので、この FIX it の適用に関するデータベースと DLLのバージョンチェックが輻輳してるのが原因なんじゃないかなというわけです
【続報】 Windows XP や Windows Server 2003 環境において、Windows Update 実行時に Svchost.exe の CPU 使用率が 100 % となる、時間を大幅に要する - Japan WSUS Support Team Blog - Site Home - TechNet Blogs
Windows XPに関していえば、 少なくとも2008年からの累積的な Internet Explorer 6/7/8 のアップデートを全てのバージョンでチェックしないといけないので、大変ですよね・ω・
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