伊方原発の停電と前後して高知の空間放射線量が増加…あれれ、どこかおかしいぞ(・ω・)!?

高知県の空間線量のグラフを張って、伊方原発の停電事故の前後して放射線量が増加してるという指摘をしている人がいました。
確かに、増えていますね。
あれれ…でも、なんで高知県なんでしょう?

というわけで調べてみました。

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高知県の放射線量が増加し始めてるのは四万十で14時頃から、他の地域は16時ごろから増えています

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愛媛県の空間線量を見てみると、18時ぐらいから増えています。
伊方市に至っては、他の地域より放射線量が著しく低いようです。

つまり、四万十>他の高知県の地域>愛媛県 の順番に放射線量が上がっています。

普通に考えると、伊方原発は関係ありません。
では、なぜ放射線量が上がったのでしょう?

放射線量が急に上がる原因の一つが降雨です。
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19時辺りから降水量が増えていますね。
伊方市は、もっと西に在りますから少し早く降雨があったと考えられます。
放射線量が上がった時間帯とほぼ一致します。

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次は四万十付近のアメダスです。こちらを見ると15時くらいから降雨があります。
こちらも、放射線量の増加と相関があります。

また、雨雲は西から東、南から北に流れていきますから、時系列がこのようになるわけです。

つまり、高知県の放射線量をわざわざ張り付けた理由は

・伊方原発に近い線量が遅れて上昇する理由が説明できなかったから
・伊方原発に近い地域が著しく線量が低かったので都合が悪かったから

と思われても仕方ないでしょう。

なんで、こんなに人を不安に陥れるようなバイアスのかかった情報を流すのでしょうか?
理解不能ですね!

ちなみに、瀬戸(伊方の西地区)の放射線量が著しく低いのは、
瀬戸・伊方が佐田岬にあり、海に囲まれてるのが関係あるようです。
離島などの放射線量が本州に比べて低めなのと同じです。

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3件のフィードバック

  1. お父さん より:

    本当に油断なりませんね

  2. ABE より:

    投稿日時が修正されているだと・・・!
    (いつの間に)

  3. 江戸川 より:

    「伊方市」ではなく「伊方町」。

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