世界一のクリスマスツリー の 西畠清順 氏、今度は怪しい壺でプチ炎上してるので調べてみた
ではペラハン総本山潜入レポート、第二回。入り口のオリーブの隣に咲いている白い小花が気になったでしょ、そこから行きます。白い花はモッコウバラ。それについては後述。問題は器です。オリーブと一緒に運び出してきた200年もののオリーブ油を溜める壺なんですって。 #世界一のクリスマスツリー pic.twitter.com/eeGtQ54dgQ
— StudioA (@studioa_hana) April 29, 2018
ぁ。おリープ栽培って書いてる^^;右手と左手間違えてる^^;ま、それは置いといて^^;
ティナハはペルシア人は関係ないと思います。どこかでオリーブ栽培を始めたのはペルシア人と聞いて、200年前の壺と聞いて、結びつけただけなんでしょう。
何もわかってないくせに最もらしく言い切って威張ってみせる…— 照葉 (@teriha8t8) April 29, 2018
どうやら、西畠氏が自分のところの施設に展示してる巨大な壺について、解説がおかしいんじゃないかって話らしい。
で、この壺、ティナハなんだろうけど、 200年前の壺に ペルシャ人とかが出てきて時代背景もおかしいんじゃない?って突っ込まれてる模様。
思い込むと、色々先入観で見えてこないものもあるので、ちょっと私は別方面のアプローチをしてみることに。
まず、「これはティナハではない」のではということにして調べてみた。
港町オスティアアンティーカには、広大なローマ帝国の領土から物が集まりました。写真は、集まったワインやオリーブオイルを保管する壺です。ちなみに壺の高さ1m60cmと巨大!地中に埋めるのにも理由はありました。明日の番組で紹介します。 pic.twitter.com/A3JvrTLY9j
— 世界遺産 (@heritage_TBS) July 29, 2016
オリーブオイルを入れておくアンフォラと呼ばれる壺が存在するそうだ。
大阪歴史博物館:特別展:ペルシャ文明展-煌めく7000年の至宝-
実は、アンフォラ自体はペルシャ文明ともなじみがある。ただし2000年近く前の話なのだが・ω・
最初、紀元前15世紀ごろのレバノンからシリアの海岸に現れて古代世界に広まり、古代ギリシア・ローマにおいては、ブドウ、オリーブ・オイル、ワイン、植物油、オリーブ、穀物、魚、その他の必需品を運搬・保存するための主要な手段として用いられた。アンフォラはギリシア時代から産業として生産され、地中海世界で7世紀ごろまで使用された |
1500年くらい前まで使われてたみたいなので確かに珍しいのですが時代が合いませんね(笑)
通い詰めたい!あの小笠原伯爵邸に、気軽に寄れる絶品「缶詰バル」出現(2/2)[東京カレンダー]
テラコッタの壺は、約200年前にスペイン人がオリーブオイルを溜めるために使ったとされる壺 |
テラコッタはイタリア方面で植木鉢などに使われた素焼きの壺で伝統的なものです。
(テラコッタ自体は、インドなどでも有名)約80年前に展示されたという事なので、約300年前ということになるのかな?
クレタ島のテラコッタ・製作風景<WILLベランダガーデン>
ギリシャでは 8000年の伝統があるテラコッタですが、今も作られてるそうです。
あれ、珍しいって話どこ行った? ・ω・
スペイン人が約2~300年前にすやきの壺をオリーブオイルに使っていたのかという点について検証
同様の壺は、1600年にフィリピン沖で沈んだスペイン船「サン・ディエゴ号」内で見つかっており、16~18世紀、オリーブ油を貯蔵、運搬するために使われていた。日本では、長崎市で見つかった16世紀末~17世紀初めのキリスト教会跡で2点出土しており、3点目となる。 |
おお!地域も時代もぴったり ・ω・
『2007GWスペイン10アラルコンの街へ』その他の都市(スペイン)の旅行記・ブログ by エムエム@銀座さん【フォートラベル】
スペインの風景・・・どこかで見た壺が、ゴロゴロ(笑)
ちなみにラ・マンチャでは巨大な壺にワインを入れて保管しているらしい
この壺を作る技術は失われてしまったのか調べてみた
http://www.poggiugo.it/img/rs/RivistaGiapponese.pdf
Produzione terracotta Impruneta Vaso italian craft pot
Produzione terracotta という、素焼きの伝統的なお店について紹介してある本を見つけた
13世紀から続く、伝統的な 素焼きの工房だが、1890年にインプルネータ(イタリア共和国トスカーナ州フィレンツェ県)一帯を地震が襲い、一旦工房をたたむことになったそうだ。そして曾祖父の代で立て直し、現在4代目として工房を切り盛りしているのだそうだ
全然珍しいものではなく、現在もフィレンツェなどを中心に続いている伝統工芸でした。
※結局ティナハであってるらしい
まとめ
・現存するのが珍しい壺 というのは嘘。 200~300年現存しているのは価値があるが、 現在も伝統工芸として続いている由緒ある壺である。
・ペルシア(イラン)人(16世紀くらいまで歴史で活躍) というのは嘘。 スペイン人が正しい(1500年位前まであったペルシャ地方の珍しい壺とするために情報操作?)
・西畠 清順 氏 は やっぱり、事実を脚色して 大袈裟に演出する 嘘つき。
冷静に考えたら、そんな、貴重なものの上でこんなアホな事するわけないですよね
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