Windows 10 の品質が一目でわかる表を作ってみたよ !
Windows 10には明確な Release Candidate や Beta が存在しなかったことから、現在のバージョンは、
無料アップデートの皮をかぶった、大規模な Open Betaテストではないか…?なんて囁かれています。
そんなことはないという証拠を示すために、大規模な変更をともなった代表的な Windows NT系 OS の開発期間 と比較できる表を作ってみました!
Windows NT 4.0 / Windows 2000 / Vista について、RTMバージョンがリリースされた日時を起点に、Beta 版や RC 版 がいつごろリリースされたかをまとめてみました。
これを見て分かるのは、
・Windows NT 4.0 と 7 と 10を除いて、Beta 版と言われているWindows はリリース2年~1年前に出ていること。
・Windows NT 4.0 と 10を除いて、開発から、2年~3年で正式版のリリースにたどり着いていること
がわかります。
何ということでしょう…。
NT 4.0を除く、一般的な Windows の開発開始から逆算すると…Windows 10は無償アップグレード期間の切れる、1周年記念バージョンが出る辺りが、一般的な Windows製品がRTMリリースまでにかけている期間と一致することが分かりました ・ω・!
つまり、名実ともに、無償アップデートは、その名前を借りただけの、オープンベータ品質であることが証明されてしまいました。
無償アップデートという名前を借りることによって、以下のメリットが考えられます。
・『不具合があっても、ユーザーの責任で』と言うことを書いて、ユーザーを躊躇させなくて済む。
・無料という言葉で釣って、たくさんのβテストユーザーを集めることができる。
・実際に不具合があった場合に、無償サービスなので、補償はありません、とごまかせそう。
・より多くの不具合の症例を集められる。
・品質の新しいバージョンを後日出すことによって、有償化を正当化できる。
|。・ω・) 素敵ですね。
では、Microsoft を擁護するために、 Windows NT 4.0を基準にしてみましょう。
見ての通り、Windows 10の開発ペースは Windows NT 4.0とほぼ同じスパンであることが分かります。
つまり、Windows 10の正式リリースは Windows NT 4.0の製品レベルと同じものが無償化されてリリースされたのです。
サービスパックのリリーススパンから逆算すると、不具合があるもののまともに使えるようになったSP2がTH2ビルドに相当。安定してきた SP4 が1周年ビルドの少し後のバージョンということになるでしょうか ・ω・
当時 Windows NT 4.0 のフルパッケージが 4万3千円、アップグレードが 1万8千円だったことを考えると、この品質のものが無償でアップグレードできるのは太っ腹ですね!
# ごめん、Microsoft の潔白を 証明できなかった
Windows 8RTMが完成品だとするとほぼWin10と同じ傾向。
Windows 8.1が完成品だとすると、他のWindows とほぼ同じ傾向になりますね。
XPの場合はどうなるんでしょうか?
XP はWindows2000の後継のネプチューンと合体したりしててかなりややこしいのと、
ほぼWin2000からのマイナーアップデートなので省略しています・ω・;
N T4.0…