今回のISILに対するマスコミの姿勢を分かりやすく例えてみた

2015/2/3の番外記事

例え話(フィクションだよ)
政府が数日前に悪質な宗教法人から市民を守るための予算編成を行った。
連続殺人容疑で指名手配されていた犯人が人質を取って立てこもった。
犯人は宗教法人『インコ道理教』のメンバーで
ホーリーネーム『マハー・グル』を使い、今まで行った正当性を主張しつつ、高額な身代金を要求している。
犯人は『もし、人質が殺されることになったらこの国が悪いからだ』と主張。

従来のマスコミ
犯人や人質のの過去を大げさに紹介。
犯人のホーリーネームの由来や本名を報道。
インコ道理教についても詳しく紹介。
人質が殺されたことによる犯人や団体の凶悪性を報道
人質の家族から犯人へのメッセージを報道。

今回のマスコミ
犯人の殺人の正当性を紹介。犯人とちゃんと話し合って、高額な身代金を払うべきだという持論を展開。
本名を書かず、ホーリーネーム『マハー・グル』だけを使って報道。
犯人は仏教徒であるとだけ報道。
政府の予算編成は『インコ道理教』への挑発だと非難。
犯人の主張をとりあげ人質が殺されたことによる責任が国にあると主張。
人質の家族が多少変なことを言ってもそれを加工して首相に向けたメッセージとして報道。
マスコミと野党関係者の手で家族がアポなしで突然首相に会うようにセッティング。当然会えないわけだが、それを批判。

重要な点
・政府がイスラム人とイスラム国が混同される事態になる恐れがあるので『過激派組織ISIL』と呼ぶように推奨しているにもかかわらず、頑なに『イスラム国』と呼んでいる。
実体は周辺のイスラム圏の人を攻撃する国際テロ組織アルカイダからも異端視されている過激派。
・本来ISILへのメッセージを無料で報道すべきなのに、ISILが従来大金をかけて配信している組織メッセージを国内に無料で配信している
つまり、マスコミはISILに無条件で資金提供してるのと同じ
・被害者家族すら、政権の攻撃に利用。

|。・ω・)。o ( 私にはこんな風に見えてるんだけど、実際どうなんだろう )

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